経歴
学卒業後、新築マンションの販売を行う不動産会社に就職。営業と住宅ローンの業務に従事し、マンションデベロッパーでの用地仕入れや近隣対策業務を経験する。
その後、コーポラティブハウスという、居住希望者が集まって組合をつくり、マンションの企画から建築設計までを行う会社へ転職。事業責任者として約15年間勤め上げる。内装や施工計画にまで深く関わった経験から、内装仕上げから、床下の配管、構造躯体まで理解したうえで物件の説明や提案ができるようになる。多くの方々の意見や権利関係を纏めるという調整力が鍛えられた。
長年の会社勤めの中で、不動産業界の構造的な問題を何度も目の当たりにする。高額で売れると言ってその気にさせたあと、実際には売れず大幅な値下げを迫る大手仲介会社。相続発生直後にアプローチして高齢者の無知につけ込み、相場より大幅に安く買い叩く悪質な業者など。
不動産が最後の拠り所であった高齢の方が、適正な価格で売却できず、終の棲家となる施設への入居資金を確保できないケースにも直面する。
お客様のために最善を尽くしたいという想いと、組織の立場で求められる判断との間に葛藤を感じる場面が増えていく中で、「お客様にとって本当に正しいことを追求するには、自分でやるしかない」と独立を決意。2023年に株式会社Do The Right Thingを設立する。社名には「正しいことをする」という信念を込める。
さらに、不動産の売買には相続や成年後見など、高齢者の暮らしに関わる複雑な法律問題がつきものであることから、お客様の抱える負担や不安を根底から取り除き、より確かな「安心」を提供するために行政書士資格を取得する。
現在は、不動産の専門知識と行政書士としての法務の知見、長年培った建築や内装の経験を掛け合わせ、一般的な売却から相続・空き家問題までをワンストップで解決する「暮らしと人生のパートナー」としてお客様を支援している。
仕事をする上で大事にしていること
不動産会社の都合ではなく、お客様の良いタイミングで売却を進めることを徹底しています。急かさない。相談しながら一緒に決めていく。それが基本姿勢です。
売って終わりにはしません。引っ越し時の挨拶回りに同行したり、入居後に水回りや電気の不具合があれば信頼できる職人を手配したりと、「家」だけでなく「暮らし」という視点でサポートしています。
紹介料目当てでリフォーム会社を紹介するのではなく、実際に施工をする信頼できる職人とのつながりを大切にしています。目先のお金で動くと最終的には良い結果に繋がらないという考えが根底にあります。
その結果、10年以上の付き合いが続くお客様や、ご家族ぐるみで何度も売却を依頼してくださるお客様もいます。
ビジョン・モットー
不動産取引の3〜4割は不適正な価格で行われていると言われており、その被害を受けやすいのは高齢者や、情報を持たない方々です。
正しく、適切な価格を基準とした取引が当たり前になる社会を目指しています。不動産を購入して失敗した、売却して後悔した、そういう人を一人でも減らしたい。
お客様が気持ちよく売買し、気持ちよく新生活をスタートし、気持ちよく暮らし続けられること。それが、自分の仕事の存在意義だと思っています。
趣味・プライベート
趣味はイラストを描くことと、建築から看板、雑貨や小物まで、あらゆるデザインに浸ることです。
一見無駄に思えるデザインや、古い時代のデザインをじっくり眺めていると、現実世界の思わぬつながりが見えてくる瞬間があります。殺伐とした日常の中にも、少しだけ楽しい時間を見出せる。そんなところに面白さを感じています。